匝瑳市米持の蜂の巣駆除事例

千葉県匝瑳市米持の住宅で、階段下付近に蜂の巣が見つかったとの連絡を受け、私たちは駆除に向かいました。発見は少し前で、朝のじんわりと暑い気温の中、雨が断続的に降る不安定な天候でした。こうした状況での作業は非常に気を遣います。

現場へは約20分かかり、私ともう一人の作業員の二人で対応しました。発見された蜂はコガタスズメバチで、巣の直径は約12センチ。コガタスズメバチはスズメバチの中では比較的小型ですが、攻撃性は高く、巣に近づくと警戒心が強いため慎重な作業が求められます。巣が階段下という狭い場所にあったため、足場の確保や周囲の安全確認に時間をかけ、作業環境は厳しいものでした。

駆除作業は2～3時間かかりました。巣を壊さず安全に取り除くため、細心の注意を払いながら進めました。作業中は蜂の動きを常に監視し、刺激しないよう静かに行動しました。スズメバチの駆除は経験と技術が不可欠で、慌てず段取り良く進めることが重要です。

費用は約25,000円で、作業の難易度や使用した防護服、薬剤などを考慮した金額です。お客様は60代以上の男性で、二世帯住宅にお住まいでした。立ち会っていただいた際、巣がなくなったことで安心された様子が伝わり、肩の力が抜けた表情をされていました。こうした反応を見ると、駆除の仕事にやりがいを感じます。

コガタスズメバチは日本各地に分布し、特に春から秋にかけて活発に活動します。女王蜂が春に巣作りを始め、夏にかけて巣は大きくなり、秋には働き蜂が増えて攻撃性も高まります。今回の巣は直径12センチほどで比較的小規模でしたが、放置すればどんどん大きくなり危険度が増します。早期発見と迅速な対応が重要だと改めて感じました。

今回のように雨が降ったり止んだりする不安定な天候下での作業は、蜂の動きが予測しづらく、より慎重さが求められます。特に階段下の狭い場所では作業スペースが限られ、体の動かし方にも細心の注意が必要です。こうした環境でも安全に駆除を行うには、経験豊富な作業員が不可欠だと実感しました。

お客様からは「また同じようなことがあれば、次回もぜひお願いしたい」と言っていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。蜂の巣ができると不安になる方が多いですが、適切な対応をすれば安全に解決できることを知ってもらいたいと思います。

これからも地域の皆さんが安心して暮らせるよう、蜂の駆除に努めていきます。何か気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。今回の事例が、同じような状況で困っている方の参考になれば幸いです。蜂は自然界で重要な役割を果たしていますが、人の生活圏に巣を作るとトラブルの原因にもなります。だからこそ、早めの対応が何より大切だと改めて感じました。