筑紫野市針摺東の蜂の巣駆除事例

福岡県筑紫野市針摺東の住宅で、外壁の隙間にキアシナガバチの巣が見つかった事例をご紹介します。お客様が初めて巣を発見されたのは、風がほとんどなく穏やかな夕暮れ時で、気温も落ち着いている静かな日でした。日没直前の時間帯で蜂の活動は比較的静かでしたが、巣が外壁の目立たない隙間にあったため、発見が遅れた可能性があります。

キアシナガバチは日本全国に分布するスズメバチ科の一種で、体長は約15～20ミリ、黄色と黒の縞模様が特徴です。性格は比較的温和ですが、巣に近づくと攻撃的になることもあるため注意が必要です。主に樹木の枝や建物の軒下、今回のように外壁の隙間などに巣を作ります。巣の大きさは季節や発達段階によって異なり、今回の巣は直径5～7センチほどで、まだ成長途中でした。

お客様からの連絡を受けて約30分で現場に到着し、数名の作業員で対応しました。現場確認の結果、キアシナガバチの巣であることを確認し、駆除を開始。巣が狭い外壁の隙間にあったため、作業は予想以上に難航しました。狭い場所での作業は蜂の動きを制限する一方、巣を傷つけず安全に除去するには慎重さが求められます。さらに蜂の攻撃を防ぐため防護服を着用し、適切な薬剤を使用しました。

駆除には約2時間30分かかりましたが、作業員全員が安全を最優先にしつつ確実に巣を除去できました。費用は11,000円で、お客様にも納得いただける価格でした。作業終了後、お客様は安堵の表情を見せ、安心して生活できる環境を取り戻せたことに満足されていました。

キアシナガバチは春から夏にかけて巣作りを始め、秋に向けて巣が大きくなります。今回のように早期に巣を発見できれば、小規模な段階で駆除できるため被害拡大を防げます。蜂の巣を放置すると蜂の数が増え攻撃性も高まるため、早めの対応が重要です。キアシナガバチは自然界で害虫駆除に役立つ存在ですが、人の生活圏近くでの営巣は危険を伴います。

今回の事例から、蜂の巣を見つけたら速やかに専門業者に相談することの重要性を改めて認識しました。蜂の種類や巣の位置、規模によって駆除方法や難易度は異なりますが、安全かつ確実な駆除には専門知識と経験が不可欠です。私たちは今後も地域の皆様の安全な暮らしを守るため、迅速かつ丁寧な対応を心がけてまいります。

お力になれたことを大変うれしく思います。今後も蜂の被害でお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。安全で快適な生活環境の維持に貢献できるよう、引き続き努めてまいります。