瑞浪市高月町の蜂の巣駆除事例

岐阜県瑞浪市高月町で、窓やドアの外側の装飾部分に蜂の巣ができているとの連絡を受けました。発見されたのは数日前で、涼しく過ごしやすい夕暮れ時に突然の雨が降った日のことでした。ご連絡くださったのは60代以上の既婚女性で、お子様はいらっしゃいません。巣の存在に気づき、不安を感じてのご相談でした。

私たちは連絡を受けてから約25分で現場に到着し、2名で作業にあたりました。現場で確認した蜂はフタモンアシナガバチで、体長は約20ミリメートル、黒と黄色の縞模様が特徴的です。攻撃性は比較的低いものの、巣に近づくと防衛本能から刺すことがあるため注意が必要です。巣の大きさは直径約7センチと小ぶりでしたが、足場が不安定な場所にあったため慎重に作業を進めました。

駆除作業には約1～2時間かかりました。足場の悪さを考慮し安全確保に特に注意しながら、巣の除去と周囲の清掃を行いました。フタモンアシナガバチの巣は紙のような質感で、木や植物の繊維を噛み砕いて作られています。そのため、巣を壊す際には粉塵が舞いやすく、マスクや防護服の着用が欠かせません。今回も適切な装備で作業を行い、蜂の飛散を最小限に抑えました。

駆除にかかった費用は15,000円です。作業前に費用と内容を丁寧に説明し、お客様の了承を得てから作業を開始しました。終了後、お客様は深々と頭を下げて感謝の意を示されました。住宅の装飾部分に蜂の巣ができるケースは珍しくありません。特にフタモンアシナガバチは温暖な地域でよく見られ、春から夏にかけて巣作りを始めます。早期発見が安全な駆除につながるため、異変に気づいたら早めの対応をおすすめします。

フタモンアシナガバチは自然界で害虫を捕食する益虫としての役割もありますが、人家近くに巣を作るとトラブルの原因となります。装飾部分に巣ができると見た目の問題だけでなく、刺される危険も高まります。特に夕暮れ時や天候が不安定な時は蜂の活動が活発になるため、発見時には十分な注意が必要です。

今回の駆除では足場の不安定さが作業の難易度を上げましたが、安全第一で慎重に対応しました。巣を取り除いた後は周囲の清掃と再発防止のためのアドバイスも行っています。お客様には今後も定期的に住宅周辺を点検し、早期発見に努めるようお伝えしました。

ご依頼いただきありがとうございました。今後も安全で確実な駆除作業を心がけ、地域の皆様の安心に貢献してまいります。蜂の巣や害虫でお困りの際は、早めのご相談をお待ちしております。