長野市七二会甲の蜂の巣駆除事例

この度、長野県長野市七二会甲にお住まいのお客様より、ヒメスズメバチの巣の駆除依頼をいただきました。お客様は、窓やドアの外側にある装飾部分に蜂の巣を発見され、日が傾き始める頃の過ごしやすい気温と湿気を含んだ重たい空気の中で、初めてその存在に気付かれたようです。発見から3日が経過した後、弊社にご連絡をいただきました。

駆除作業には2名の作業員が駆けつけ、到着までに2時間半を要しました。地域的にアクセスが難しい場所ではありましたが、迅速に対応できるよう努めました。現地に到着後、まずはお客様とお話しし、巣の位置や状況を確認しました。ヒメスズメバチの巣は野球ボールほどのサイズで、直径約7cm程度のものでした。比較的小さな巣ではありますが、ヒメスズメバチは攻撃性が強く、巣に近づくと集団で襲ってくることもあるため、注意が必要です。

ヒメスズメバチは、スズメバチ科の中ではやや小型で、体長は15mmから20mmほどです。特に秋口になると攻撃性が増すと言われています。巣は主に木の枝や軒下などに作られますが、今回のように建物の装飾部分に作られることもあります。ヒメスズメバチの特徴として、黄色と黒の縞模様がはっきりしており、巣を守るために集団で攻撃を仕掛けてくることがありますので、駆除の際には充分な注意が必要です。

作業は約1時間弱で完了しました。まず防護服を着用し、巣の周囲を確認し、蜂の動きを観察します。ヒメスズメバチは警戒心が強いため、できるだけ刺激しないよう慎重にアプローチしました。駆除には専用の薬剤を使用し、巣を取り除く際にも細心の注意を払いながら作業を進めました。無事に巣を取り除いた後は、再発防止のためのアドバイスをお客様に提供しました。

作業終了後、お客様に作業内容をご説明し、ご確認いただきました。お客様は巣が取り除かれたことに安堵されていましたが、駆除費用に関してはご不満をお持ちのようでした。費用は10000円となりましたが、作業の内容や安全対策、また迅速な対応を考慮いただければ幸いです。

今回の駆除作業を通じて、改めてヒメスズメバチの生態や駆除の難しさを実感しました。お客様には安全で快適な生活が戻ることを願っております。今後もより良いサービスを提供できるよう努めてまいりますので、何か改善点があれば、率直に教えていただけると幸いです。