板橋区大原町の蜂の巣駆除事例

東京都板橋区大原町のバルコニーでモンスズメバチの駆除を行った事例をご紹介します。お客様からの連絡を受けて約40分後に現場に到着しました。到着時は夕暮れ時で、蒸し暑く重たい空気が漂い、厚い雲が空を覆い不安定な天候でした。お客様は30代の既婚男性で、二世帯住宅にお住まいです。蜂の巣はバルコニーの手すり付近にあり、発見されたのは約1週間前とのことでした。

モンスズメバチは日本に生息するスズメバチの中でも特に攻撃性が強く、体長は約3センチ、黒と黄色の鮮やかな縞模様が特徴です。通常、巣は木の枝や軒下に作られますが、今回は人の生活圏に近いバルコニーの手すり付近にありました。巣の直径は約8センチと小さめでしたが、中には予想以上の数の蜂が潜んでおり、駆除作業は慎重に進める必要がありました。

駆除は数名の作業員で行い、防護服を着用して蜂の攻撃に備えました。モンスズメバチは非常に攻撃的で、刺激を受けると集団で襲うこともあるため、細心の注意を払いました。巣がバルコニーの手すり付近にあったため、周囲の安全確保も重要でした。作業は約1時間弱かかり、巣の除去と周辺の蜂の駆除を丁寧に行いました。

モンスズメバチは日本のスズメバチの中でも強力な毒を持ち、刺されると激しい痛みやアレルギー反応を引き起こすことがあります。特に子どもや高齢者、アレルギー体質の方には命に関わる危険があるため、早期対応が不可欠です。今回のケースでは巣を発見してから約1週間放置されていたため蜂の数が増え、駆除に時間を要しました。早期発見と迅速な対応の重要性を改めて実感しました。

お客様は駆除作業中も立ち会い、進行状況について熱心に質問されていました。作業終了後には「これで安心して過ごせます」とお言葉をいただき、私たちも大変嬉しく思いました。駆除費用は26,000円で、作業内容と安全対策を考慮すると妥当な金額と判断しています。

今回の経験から、モンスズメバチの巣は人の生活圏に近い場所にできることが多く、特に夏から秋にかけて活動が活発になるため注意が必要だと実感しました。巣の大きさや蜂の数によっては駆除に時間がかかる場合もありますが、安全を最優先に迅速に対応することが求められます。お客様の安全と安心を守るため、今後も丁寧な作業を心がけてまいります。

今回の駆除事例は東京都板橋区大原町の住宅地での対応でしたが、都市部でもモンスズメバチの被害は決して珍しくありません。自宅や周辺でスズメバチの巣を見つけた場合は、無理に自分で駆除せず、専門業者に相談することをおすすめします。安全に作業を行うには専門知識と適切な装備が不可欠です。

最後に、今回の駆除作業にご協力いただいたお客様に感謝申し上げます。今後も地域の皆様が安心して暮らせる環境づくりに貢献できるよう努めてまいります。お困りのことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。これからもどうぞよろしくお願いいたします。