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蜂の巣駆除コラム

モンスズメバチの巣の特徴や駆除方法をわかりやすく解説

モンスズメバチの巣の特徴や駆除方法をわかりやすく解説

モンスズメバチは、オオスズメバチやキイロスズメバチ、コガタスズメバチなどと同じスズメバチの仲間です。近年、個体数を減らしている地域もあるものの、北海道から九州まで広く分布しています。

モンスズメバチは非常に攻撃性が強く、夜間でも活発に活動するため、不慣れな方が駆除しようとすると危険です。

この記事では、モンスズメバチの生態や巣の特徴、自分で駆除する場合の注意点、駆除にかかる費用相場や内訳を紹介します。

モンスズメバチの生態

モンスズメバチの生態

モンスズメバチは、日本全国に広く分布し、夜間でも活動する習性を持つ中型のスズメバチです。日中だけでなく、暗くなってからも積極的に飛び回るスズメバチを見かけたら、モンスズメバチかもしれません。

ここでは、モンスズメバチの生態や、他のスズメバチとの違いを解説します。駆除作業を行う前に、モンスズメバチの危険性や注意すべき行動について知っておきましょう。

日本全国の平野部から低山帯に生息する

日本全国の平野部から低山帯に生息する

モンスズメバチは、ユーラシア大陸で広く見られるスズメバチ科の昆虫で、日本でも北海道や本州、四国、九州に分布しています。平野部から低山帯にかけての里地・里山に生息しており、広葉樹の樹液や熟した果物、花の蜜をエサとする他、セミやトンボなどの節足動物を好んで捕食するスズメバチです。

近年はエサとなるハルゼミの減少により、個体数が減っており、ほとんど姿を見かけなくなった地域もあります。例えば、青森県や三重県、高知県、佐賀県、宮崎県などの都道府県では、モンスズメバチが準絶滅危惧種に指定されています。[注1]

[注1]日本のレッドデータ 検索システム
https://jpnrdb.com/index.html

大きさは中型で腹部の波打つような模様が特徴

大きさは中型で腹部の波打つような模様が特徴

モンスズメバチは、スズメバチとしては小型~中型の種類です。体長はコガタスズメバチよりやや大きい程度で、女王蜂は約26mm~30mm、働き蜂・雄蜂は約20mm~28mmです。[注1]

種類 大きさ
女王蜂 働き蜂・雄蜂
オオスズメバチ 約40~45mm 約27~40mm
キイロスズメバチ 約25~28mm 約17~24mm
コガタスズメバチ 約25~29mm 約21~27mm
ヒメスズメバチ 約35~37mm 約24~37mm
モンスズメバチ 約26~30mm 約20~28mm
クロスズメバチ 約15mm 約10~14mm
女王蜂
オオスズメバチ約40~45mm
キイロスズメバチ約25~28mm
コガタスズメバチ約25~29mm
ヒメスズメバチ約35~37mm
モンスズメバチ約26~30mm
クロスズメバチ約15mm
働き蜂・雄蜂
オオスズメバチ約27~40mm
キイロスズメバチ約17~24mm
コガタスズメバチ約21~27mm
ヒメスズメバチ約24~37mm
モンスズメバチ約20~28mm
クロスズメバチ約10~14mm

外見的な特徴としては、触角の先端が黄色く、腹部に波打つような黄色い模様があります。斑紋のパターンは生息する地域によって異なり、多数の亜種が確認されているのも特徴です。

[注1]豊田市「住まいの害虫⑧」p2
https://www.city.toyota.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/703/08hachi.pdf

5月~10月に姿を見かけやすい

大きさは中型で腹部の波打つような模様が特徴

モンスズメバチは他のスズメバチと同様に、5月~10月に姿を見かけることが多い昆虫です。女王蜂は5月ごろから営巣や産卵、育児を行い、働き蜂は6月下旬ごろに羽化し、活動を始めます。[注1]

モンスズメバチの活動最盛期は、夏の後半から秋にかけての時期です。この時期は民家などにも飛来するため、注意が必要です。冬になると女王蜂のみ越冬しますが、他のスズメバチと同様に、冬期に残された巣は翌春に再利用されることはありません。

[注1]愛知県豊田市「住まいの害虫⑧」p2
https://www.city.toyota.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/703/08hachi.pdf

夜間も積極的に活動する習性を持つ

モンスズメバチの大きな特徴は、日中だけでなく、夜間も積極的に活動する習性を持つ点です。

多くのスズメバチは夕方になると活動量が低下しますが、モンスズメバチは暗くなってからも巣の周辺を飛び回り、周辺の明るさが確保されている場合は夜遅くまで活動することもあります。日本では、夜間にクワガタムシを採集していた人がモンスズメバチに刺された事例が確認されています。

モンスズメバチの他、キイロスズメバチも夜間に活動することで知られる種類です。

非常に攻撃性が強く、人を刺すこともある

モンスズメバチは、オオスズメバチやキイロスズメバチと並んで、非常に攻撃性が強いスズメバチです。毒性はそれほど強くないものの、危険を感じた場合は集団で人に襲いかかり、刺すこともあります。ヨーロッパでは、その攻撃性の強さから、「モンスズメバチに3カ所刺されると死ぬ」と信じられていました。

特に夏から秋にかけては、巣の中で新しい女王蜂が誕生するタイミングと重なるため、モンスズメバチの攻撃性が大きく強まる時期です。もしモンスズメバチの巣を見つけても、近づいたり刺激したりしないように注意しましょう。

個人で駆除するのは危険なため、知識と経験を持った専門業者に依頼することをおすすめします。

モンスズメバチの巣の特徴

モンスズメバチの巣の特徴

スズメバチの巣には、円形でソフトボール大のものから、徳利を逆さにしたような形のものまで、さまざまな種類があります。ここでは、モンスズメバチの巣の特徴や、主な営巣場所について解説します。

  • 巣の見た目は釣鐘のような形をしている
  • 建物の天井裏や壁間などの閉鎖空間に営巣する
  • 巣は30cmを超える大きさになる場合もある
  • 巣の周辺のドアの隙間や通気口などに目張りをする

巣の見た目は釣鐘のような形をしている

巣の見た目は釣鐘のような形をしている

モンスズメバチの巣は、釣鐘のような形をしており、下から巣盤が丸見えになっているのが特徴です。働き蜂は下から巣の内部に出入りし、幼虫の世話をしたり花の蜜や花粉を運び込んだりします。

ただし、軒下などの開放的な空間に営巣する場合、釣鐘状の巣ではなく、底の部分が閉じた球状の巣を作ります。また、まれにキイロスズメバチの古い巣の中に巣を作る場合があるため、冬期に残された巣を見つけたら撤去しておくとよいでしょう。

建物の天井裏や壁間などの閉鎖空間に営巣する

モンスズメバチが好んで営巣するのは、樹洞の内部や、堆積した稲わら、建物の天井裏や壁間などの閉鎖空間です。始めは狭い場所に巣を作り、巣の規模が大きくなるにつれて広い場所に引っ越すという習性があります。

引っ越しシーズンになると、民家の軒下などの開放的な場所に、突然巣ができる場合もあるため注意が必要です。

巣の周辺のドアの隙間や通気口などに目張りをする

モンスズメバチには、巣の周辺の隙間に目張りをするという独自の習性があります。ドアや窓、通気口などの隙間に、薄い波模様の目張りがあれば、モンスズメバチが巣を作っているかもしれません。

モンスズメバチによる被害を防ぐには、日ごろから軒下や庇の付近などを確認し、早期に巣を発見することが大切になってきます。

巣は30cmを超える大きさになる場合もある

巣は30cmを超える大きさになる場合もある

モンスズメバチの巣の大きさは、初期は5cmほどですが、巣の規模が大きくなると30cmを超える場合もあります。何度も引っ越しを繰り返した巣や、キイロスズメバチの古い巣の中に作られた巣の場合、バスケットボール大にまで成長することも珍しくありません。

特に大型の巣は、住み着いている蜂の数も多いため、自力で駆除するのは困難です。もし5cmを超える大きさの巣を見つけたら、速やかに専門業者に相談しましょう。

モンスズメバチの巣は自分で駆除できる?

モンスズメバチの巣は自分で駆除できる?

モンスズメバチは非常に攻撃性が強く、日没後も数時間活動するため、自分で駆除するのはおすすめできません。モンスズメバチを刺激すると針で刺される恐れがあるだけでなく、蜂毒アレルギーによるアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあります。

ただし、手が届く場所に巣がある場合や、必要な道具が一式そろっている場合は、自分で駆除することも可能です。ここでは、モンスズメバチの巣を自分で駆除する方法や注意点を紹介します。

モンスズメバチの巣を自分で駆除する方法

モンスズメバチの巣を自分で駆除できるのは、軒下やベランダなど、開放的で手が届く場所に巣があるケースです。駆除作業中に刺されないようにするため、以下の道具を準備しましょう。

  • スズメバチ用の殺虫スプレー
  • 防護服または厚手の服装(長袖・長ズボン)
  • 帽子(頭部を保護するもの)
  • ゴーグル(目を保護するもの)
  • 手袋・長靴
  • マスク
  • 脱脂綿
  • ほうき
  • ちりとり
  • ゴミ袋

防護服や手袋・長靴、帽子、ゴーグルなどの装備を身に着けたら、巣の周辺の安全を確認した上で、離れた場所から巣穴に向かって殺虫スプレーを噴射しましょう。殺虫剤がしっかりと行き渡るように、延長ノズルを使用して巣穴を正確に狙い、風上側から噴射してください。

殺虫スプレーを使用すると、巣の内部から働き蜂が飛び出してきますが、ひるまず噴射し続けましょう。予備の殺虫スプレーを携帯しておくのもおすすめです。

2~3分ほど殺虫スプレーを使用し、蜂が出てこなくなったら、巣の入り口を脱脂綿などでフタをしてから撤去しましょう。その後、死んだ蜂や巣の残骸をきれいに掃除し、燃えるゴミとして処分してください。

巣の周辺にいる蜂を刺激しないように注意する

自分で駆除作業を行う場合は、巣の周辺にいる蜂を刺激しないように注意しなければなりません。モンスズメバチを刺激する可能性があるものは、以下の通りです。

  • 黒っぽい色のもの(衣服や髪の毛、長靴、カメラなど)
  • 匂いの強いもの(ヘアスプレーやヘアトニック、香水、化粧品など)
  • 甘い香りがするもの(ジュースやお菓子など)

特にモンスズメバチは、黒っぽい色のものに激しく反応するため、駆除作業中は身に着けないようにしましょう。万が一、蜂の大群に襲われた場合は、急に動くのではなく、そっとしゃがんで後ろに下がると攻撃されにくいといわれています。

モンスズメバチの巣の駆除は業者に依頼すべき?

モンスズメバチの巣の駆除は業者に依頼すべき?

モンスズメバチの巣が大きく、かつ高所や閉所などの作業しにくい場所にある場合、自分で駆除しようとすると大きな危険を伴います。目安として、手のひらサイズよりも大きい巣を見つけたら、専門業者に駆除を依頼するとよいでしょう。

ここでは、モンスズメバチの巣の駆除を専門業者に依頼するメリットや、業者選びのポイントを紹介します。

蜂の巣の駆除を業者に依頼するメリット

蜂の巣の駆除を専門業者に依頼するメリットは2つあります。

  • 蜂に刺されることなく、安全に駆除できる
  • 駆除作業後の再発防止対策も依頼できる

蜂に刺されることなく、安全に駆除できる

専門業者に依頼すれば、ご自身がモンスズメバチに刺されることなく、安全に巣を駆除することが可能です。

モンスズメバチは攻撃性が強く、不慣れな方が駆除しようとすると反撃に遭い、刺される危険性があります。モンスズメバチにはオオスズメバチほどの毒性はないものの、刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こす場合があり、非常に危険です。

自分で対処するのが難しいと感じたら、無理をセず専門業者に相談してみましょう。蜂の巣駆除の知識や経験が豊富な業者であれば、短時間で安全に駆除することが可能です。

駆除作業後の再発防止対策も依頼できる

モンスズメバチの巣を駆除しても、時間が経つと同じ場所に巣を作られてしまうケースがあります。蜂には、巣を失っても本能的に元の場所に戻ろうとする帰巣本能があるためです。

特に女王蜂を駆除できていない場合、新しく巣作りを始め、卵を産んで再び巣を拡大していくケースがよく見られます。しかし、作業後に女王蜂を駆除できたかどうかを確認するのは、不慣れな方には困難です。

蜂の巣駆除の専門業者なら、女王蜂の駆除はもちろん、「戻り蜂」の再飛来を防ぐための対策も実施できます。例えば、蜂を寄り付かせない効果がある忌避剤を撒いたり、巣を作りそうな場所に蜂よけネットを設置したりと、さまざまな再発防止対策を行うことが可能です。

蜂の巣駆除業者を選ぶポイント

蜂の巣駆除の専門業者を選ぶときは、以下の3点に注意しましょう。

  • 駆除実績や施工事例を確認する
  • 現地調査が無料か確認する
  • 見積もり内容が明確か確認する

駆除実績や施工事例を確認する

まずは蜂の巣の駆除実績や施工事例を確認しましょう。

駆除業者によって、蜂の巣駆除の知識や経験が異なります。実績が乏しい業者の場合、蜂の種類や蜂が巣を作った場所によっては、対処しきれないケースも珍しくありません。

蜂の巣を確実に駆除するには、蜂の種類や巣の場所に応じて、ケースバイケースで対処方法を考える必要があります。駆除業者のWebサイトなどを確認し、モンスズメバチの駆除実績があるか、実際に巣を作られた場所での施工事例が豊富かどうかを調べるとよいでしょう。

現地調査が無料か確認する

次に現地調査が無料かどうかを確認しましょう。

蜂の巣の駆除作業では、まず現地調査を行って蜂による被害を確認し、対策の内容や見積もりを提示する流れが一般的です。現地調査を無料で実施している業者を選べば、駆除費用を抑えられます。

ただし、現地調査が基本無料でも、調査の際に高所作業車などが必要な場合、一部有料になるケースがあります。

見積もり内容が明確か確認する

最後に、見積もり内容が明確かどうかを確認しましょう。

駆除業者によっては、現地調査の際に「実際見てみないとわからない」と明確な見積もりを提示せず、作業をしてから料金を請求するケースがあります。このような業者の中には、後から高額な追加料金を請求する悪徳業者も含まれるため、消費者センターも注意喚起を行っています。

このようなトラブルを避けるため、駆除業者を選ぶ際は、提示された見積もり内容をしっかりと確認してください。不安な場合は、複数社から相見積もりを取ることで、信頼できる業者を見つけやすくなります。

モンスズメバチの駆除にかかる費用の相場と内訳

モンスズメバチの駆除にかかる費用の相場と内訳

モンスズメバチの駆除費用は、巣の数や大きさ、営巣場所、駆除作業を行う時期などの条件によって変わってきます。専門業者に依頼する場合、巣1個あたりの駆除費用の相場は1万円~5万円程度です。

自分で駆除することも可能ですが、スズメバチ用の殺虫剤に加えて、防護服やゴーグルといった安全を守るための道具が必要です。一から道具をそろえる場合、想定以上の費用がかかり、結果として専門業者に依頼した方が安く済む可能性もあります。

ここでは、モンスズメバチの巣を自分で駆除するケース、専門業者に依頼するケースに分け、それぞれの費用相場や内訳を紹介します。

モンスズメバチの巣を自分で駆除するケース

モンスズメバチの巣を自分で駆除する場合、費用相場は5,000円~1万円程度です。駆除作業に必要な道具と費用の目安は以下の通りです。

必要なもの 費用の目安
スズメバチ用の殺虫スプレー 1本あたり約1,500円~2,000円
防護服または厚手の服装 約4,000円~6,000円
軍手や長靴など 約1,000円~2,000円
蜂の駆除に必要なものと費用
スズメバチ用の殺虫スプレー1本あたり約1,500円~2,000円
防護服または厚手の服装約4,000円~6,000円
軍手や長靴など約1,000円~2,000円

スズメバチ用の殺虫スプレーは、1本では巣の中の蜂を駆除しきれない可能性があるため、2本用意しましょう。

防護服がない場合、白っぽい色の厚手の服装でも代用できます。肌の露出を最小限に抑えるため、長袖・長ズボンを着用しましょう。モンスズメバチは、夜間でも活発に活動する習性があるため、駆除作業中に刺されないための対策が必要不可欠です。

その他、軍手や長靴、ゴーグル、殺虫剤の飛散を防ぐマスク、死んだ蜂や巣の残骸を片付けるゴミ袋なども用意しましょう。蜂が高所に営巣している場合、巣を落とすための長い棒や脚立、高枝切りバサミなどの道具が別途必要になる可能性もあります。

すでに該当する道具を持っている場合、このような費用はかかりません。ただし、駆除作業中に蜂に刺され治療費がかかったり、戻り鉢により巣が再発してやり直しになったりと、想定外の出費が発生するかもしれません。

安全性やトータルコストを考えると、自分で駆除するよりも、専門業者に依頼した方がお得になるケースもあります。

モンスズメバチの駆除を専門業者に依頼するケース

モンスズメバチの駆除を専門業者に依頼する場合、巣1つあたり1万円~5万円程度の費用がかかります。駆除費用の内訳は以下の通りです。

内訳 費用の目安
基本料金 作業料金 約6,000円~5万円
追加料金 高所・特殊作業 約4,000円~1万5,000円
夜間・休日作業 約3,000円~1万円
駆除後の戻り蜂対策 約3,000円~5,000円
基本料金
作業料金約6,000円~5万円
追加料金
高所・特殊作業約4,000円~1万5,000円
夜間・休日作業約3,000円~1万円
駆除後の戻り蜂対策約3,000円~5,000円

ただし、以下の条件に当てはまる場合、基本料金に加えて追加料金が発生する可能性があります。

  • 巣の数が2つ以上ある場合
  • 巣のサイズが10cmを超える場合
  • 巣が2階以上の高所や、屋根裏などの閉所にある場合
  • 蜂の活動最盛期に作業を依頼する場合

ここでは、巣の数や大きさ、営巣場所、駆除作業を行う時期など、追加料金が発生するケースを紹介します。

巣の数

モンスズメバチを駆除する際の基本料金は、巣一つを規定数としている場合が一般的です。巣が2つ以上ある場合、巣の数に応じた追加料金がかかります。

また蜂には、一度営巣した場所に戻ってくる習性があるため、巣が再発した場合はもう一度駆除作業を行わなければなりません。巣の再発を防止したい場合は、蜂が嫌がる忌避剤を散布する、営巣場所の近くに蜂よけネットを設置する、といった対策も依頼するとよいでしょう。

巣の大きさ

モンスズメバチの駆除費用は、巣の大きさによっても変わります。一般的に、巣のサイズが10cm以下であれば、基本の作業料金で駆除作業を依頼することが可能です。

ただし、巣のサイズが10cmを超えると、住み着く蜂が多くなり危険性が増すため、追加料金がかかる可能性があります。例えば、巣のサイズが10~20cmの場合は約4,000円~5,000円、20~30cmの場合は約8,000円~9,000円の追加料金が加算されます。

巣のサイズ 追加料金の目安
10cm以下 なし
10~20cm 約4,000円~5,000円
20~30cm 約8,000円~9,000円
30~40cm 約1万円~1万5,000円
40cm以上 約1万5,000円~
巣のサイズ別 追加料金の目安
10cm以下なし
10~20cm約4,000円~5,000円
20~30cm約8,000円~9,000円
30~40cm約1万円~1万5,000円
40cm以上約1万5,000円~

モンスズメバチが営巣してから時間が経つほど、巣のサイズが大きくなっていくため、早めに専門業者に依頼することが大切です。

巣の場所

モンスズメバチが巣を作った場所によっては、高所・特殊作業料金がかかる場合があります。

例えば、巣が2階以上の場所にあり、脚立や高所作業車、墜落制止用器具(安全帯)などの装備が必要な場合です。また天井裏や壁間など、閉鎖空間に巣がある場合も駆除作業の危険性が増すため、追加料金が加算されます。

特にモンスズメバチは、閉鎖空間を好んで営巣する習性があるため、他の蜂と比べ駆除費用が高くなる可能性があります。

駆除作業を行う時期

駆除作業を依頼する時期にも注意しましょう。働き蜂の羽化が始まり、蜂の活動が活発化する時期は、専門業者にとって繁忙期です。オフシーズンと比べ、基本料金が割高になる可能性があります。

モンスズメバチをはじめとしたスズメバチの場合、活動最盛期は夏の後半から秋ごろにかけてです。蜂が巣作りを始める時期(5月~6月下旬)に巣を早期発見できれば、駆除費用を安く抑えやすいでしょう。[注1]

[注1]愛知県豊田市「住まいの害虫⑧」p2
https://www.city.toyota.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/703/08hachi.pdf

モンスズメバチの駆除でお困りなら「蜂の巣駆除PRO」へ!

モンスズメバチは、非常に攻撃性が強いとされるスズメバチの仲間です。他の蜂と異なり、夜間でも活発に活動する習性があるため、日没後に駆除作業を行っても危険が伴います。

どうしても自分で駆除したい場合は、身を守るための防護服や軍手、ゴーグルなどの装備を着用し、周囲の安全を確認してから駆除作業を行いましょう。ただし、モンスズメバチは天井裏や壁間など、閉鎖空間を好んで営巣するため、市販の殺虫スプレーでは駆除しきれない場合があります。

自分で対処するのが難しいと感じたら、「蜂の巣駆除PRO」にお問い合わせください。蜂の巣駆除PROでは、オスズメバチやキイロスズメバチ、コガタスズメバチ、ヒメスズメバチ、モンスズメバチなど、どのような種類の蜂の巣でも駆除いたします。

女王蜂の駆除はもちろん、忌避剤の散布や蜂よけネットの設置など、再発防止対策のご依頼も可能です。作業後1カ月以内に蜂の巣が再発した場合(※直径1m以内)、無料にて対応しておりますので、安心してご相談ください。

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