ニホンミツバチ
ニホンミツバチの巣駆除
電気メーターのボックス内部
28,000円
福岡県嘉麻市漆生で、電気メーターのボックス内にニホンミツバチの巣が見つかった事例をご紹介します。発見は日の出頃で、穏やかな日差しと過ごしやすい気温の中でした。お客様が巣に気づいたのは少し前のことで、突然のことで大変驚かれていました。
ニホンミツバチは日本固有のミツバチで、体長は約1.2センチと西洋ミツバチよりやや小柄です。性格は温厚で刺されることはほとんどなく、花粉を集める能力に優れています。自然環境において重要な役割を果たしていますが、住宅近くに巣ができると電気設備の故障や住環境の悪化を招く恐れがあるため、早めの対処が必要です。
今回の現場は電気メーターのボックス内という非常に狭い場所で、作業環境は厳しいものでした。巣の直径は約5センチと小さかったものの、慎重な作業が求められました。到着後、2人の作業員が協力して駆除にあたり、作業には2時間以上かかりました。狭い空間で蜂を刺激しないよう細心の注意を払い、特に電気機器に影響を与えないよう配慮しながら進めました。
駆除費用は2万円で、お客様には事前に丁寧な説明を行い、納得いただいた上で作業を開始しました。作業中にはニホンミツバチの生態や特徴についてもお話しし、興味を持っていただけました。例えば、ニホンミツバチは集団で防衛行動を取る際に体温を上げて敵を撃退する「熱殺蜂球」という独特の防御方法を持っていることなど、普段あまり知られていない話題も共有しました。
作業終了後、お客様は穏やかな表情でうなずき、安心された様子でした。巣がなくなったことで電気メーターの安全が確保され、今後のトラブルの心配がなくなったことに大変喜んでいただけました。私たちもお客様の安心を支えられたことにやりがいを感じています。
今回の事例は、ニホンミツバチが住宅の身近な場所に巣を作ることがあるという実例として、皆さまの記憶に残れば幸いです。蜂は自然界で重要な役割を担っていますが、生活環境に影響を及ぼす場合は早めに専門家に相談することが大切です。もしご自宅や周辺で蜂の巣を見つけた際は、無理に自分で駆除せず、専門の作業員に依頼することをおすすめします。
今後も安全かつ迅速な対応を心がけ、地域の皆さまの暮らしを守るお手伝いを続けてまいります。今回の事例が蜂の巣の発見や駆除に関する理解を深める一助となれば幸いです。どうぞお気軽にご相談ください。