美濃市松倉台の蜂の巣駆除事例

岐阜県美濃市松倉台にお住まいの50代女性のお客様から、窓やドアの外側にある装飾部分に蜂の巣ができているとのご連絡をいただきました。発見されたのは少し前のことで、朝遅い時間帯、小雨がしとしと降る中、気温は非常に高い日でした。お客様はご家族と同居されており、巣を見つけた際には不安を感じていらっしゃいました。

ご連絡を受けてから約1時間で現場に到着し、私一人で駆除作業に取り掛かりました。現場で確認した蜂の種類はモンスズメバチで、巣の大きさはおよそ5～7センチほどでした。モンスズメバチは日本に生息するスズメバチの中でも比較的大型で、攻撃性が強く、刺されると非常に危険な蜂として知られています。特に夏の暑い時期は活動が活発になり、巣の防衛本能も高まるため、慎重な対応が求められます。

モンスズメバチは体長約3センチで、黒と黄色の縞模様が特徴です。巣は主に木の枝や建物の軒下に作られますが、今回のように窓やドアの装飾部分に作られることもあります。巣の素材は木の繊維を噛み砕いて作った紙状のもので、外観は灰色がかった色合いです。巣の内部には六角形の巣房が規則正しく並び、幼虫が育てられています。

作業は計画通りに進み、約2時間で駆除を完了しました。通常は蜂の活動が穏やかな早朝や夕方に作業を行いますが、今回はお客様のご都合により朝遅い時間帯に実施しました。小雨の中での作業は蜂の動きが鈍くなるため、比較的安全に進められました。巣を慎重に取り除き、周囲に残った蜂の駆除も行い、再発防止のため巣のあった場所の清掃と消毒も実施しました。

駆除にかかった費用は22,000円で、お客様には作業内容や蜂の特徴について丁寧に説明しました。作業中はお客様にも立ち会っていただき、安心していただけるよう心がけました。作業終了後、お客様は「丁寧に対応していただき、本当にありがとうございました」と感謝の言葉をくださいました。ご家族の安全を守るためにも、早期の駆除が重要であることを改めて実感しました。

モンスズメバチは日本の夏に多く見られ、その攻撃性の高さから注意が必要です。刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こすこともあるため、専門知識と装備を備えた作業員による駆除が推奨されます。巣を発見した場合は無理に自分で駆除せず、専門業者に相談することが安全です。今回のように窓やドア周辺の装飾部分に巣ができるケースは意外と多く、日頃から注意深く観察することが大切です。

今回の駆除を通じて、地域の皆様が安心して暮らせる環境づくりに貢献できたことを嬉しく思います。蜂の生態や巣の特徴を理解し、適切な対処を行うことで危険を未然に防ぐことが可能です。今後も安全第一で作業にあたり、地域の皆様のお役に立てるよう努めてまいります。

ご依頼いただき、誠にありがとうございました。何かお困りのことがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。安全で快適な生活環境を守るため、これからも全力で対応いたします。