三木市口吉川町の蜂の巣駆除事例

兵庫県三木市口吉川町の垣根の間で、少し前にモンスズメバチの巣が見つかったとの連絡を受け、私たちは駆除に向かいました。発見されたのは午前中で、澄み渡る青空の下、やや重く感じる暑さの中でした。そんな気候のなか、垣根の間に直径約7センチの巣がひっそりと存在していたのです。

モンスズメバチは日本に生息するスズメバチの中でも特に攻撃性が高く、体長は約3〜4センチで、黒と黄色のはっきりした縞模様が特徴です。彼らは巣を守るため非常に敏感で、刺激を受けるとすぐに攻撃的になります。巣は木の枝や垣根の隙間などに作られることが多く、今回のように垣根の間にあるケースも珍しくありません。巣の大きさが7センチ程度ということは、まだ成長途中であり、今後さらに大きくなる可能性がありました。

連絡を受けてから約35分で現場に到着。作業員は私を含め2人で、慎重に状況を確認しながら作業を進めました。モンスズメバチは攻撃性が強いため駆除には細心の注意が必要ですが、今回は特に問題なく、予定通りの時間内に作業を終えられました。駆除にかかった時間は1時間少々、費用は約3万円でした。

お客様は40代の未婚男性で、二世帯住宅にお住まいでした。家族の安全を考え、早めに連絡をくださったようです。作業中もにこやかに見守ってくださり、終了後には丁寧にお礼の言葉をいただきました。その様子から、安心していただけたと感じました。

モンスズメバチの巣は発見したら早めの対処が重要です。放置すると巣が大きくなり攻撃性も増すため、周囲の安全が脅かされる恐れがあります。特に住宅地の垣根の間にある場合、子どもやペットが近づく危険もあるため、迅速な対応が求められます。

今回の駆除は暑さの中での作業でしたが、空気が澄んで視界が良好だったため、比較的スムーズに進められました。モンスズメバチの巣は見た目が小さくても多数の働き蜂が潜んでおり、防衛本能が強いため、専門的な知識と装備が不可欠です。私たちは安全第一を心がけ、細心の注意を払いながら作業を行いました。

今回の経験を通じて、蜂の巣を発見した際には早めに専門家に相談することの大切さを改めて実感しました。お客様が安心して暮らせる環境を守るため、私たちの仕事は欠かせません。今回も喜んでいただけたことが何よりの励みです。

これからも蜂の巣で困っている方がいれば、迅速かつ丁寧に対応していきたいと思います。自然の中で暮らす蜂たちも大切ですが、人の生活に支障をきたす場合は適切に対処する必要があります。今回のようにモンスズメバチの巣を安全に駆除できたことは、私にとっても貴重な経験となりました。今後も同様のケースがあれば、この経験を活かしていきたいと考えています。