キボシアシナガバチ
キボシアシナガバチの巣駆除
外壁の隙間
27,000円
兵庫県丹波篠山市熊谷の住宅で、外壁の隙間に蜂の巣ができているとの連絡を受けました。お客様が数日前に初めて発見したそうで、当日は正午頃に厚い雲が広がり、温かさを感じる気温でした。現場までは約35分かかり、私を含む数名の作業員で向かいました。
到着後すぐに、外壁の隙間に直径約8センチの巣を確認しました。巣の主はキボシアシナガバチで、黄色と黒の鮮やかな縞模様と脚の黄色い斑点が特徴です。名前の由来にもなっているこの蜂は攻撃的な面もありますが、巣を刺激しなければ比較的おとなしい性格です。巣は木の枝や建物の隙間に作られやすく、今回のように外壁の隙間は格好の場所となります。
作業は慎重に進めました。巣の大きさはそれほど大きくなかったため、効率的に駆除できました。作業時間は1時間強で、巣の除去と周辺の安全確認を行い、お客様にも安心していただけるよう努めました。駆除費用は22,000円で、作業後には「肩の力が抜けて安心しました」と感謝の言葉をいただき、満足してもらえたようです。
お客様は20代の既婚女性で子どももおり、家族の安全を最優先に考え、早めの対応を望んでいました。蜂の巣を放置すると蜂の数が増え、刺される危険が高まります。特に子どもがいる家庭では注意が必要です。今回のケースでは、発見から駆除までスムーズに進み、被害を最小限に抑えられたと考えています。
キボシアシナガバチは日本全国に分布し、春から秋にかけて活発に活動します。巣作りは主に4月から6月に始まり、夏にかけて大きくなります。巣は紙のような質感で、六角形の穴が多数並んでいるのが特徴です。蜂は花の蜜や昆虫を食べるため、自然環境において重要な役割を果たしていますが、人家の近くに巣を作るとトラブルの原因になります。
今回の駆除を通じて、蜂の生態や巣の特徴を改めて学びました。お客様の安全を守るには早期発見と迅速な対応が不可欠だと実感しています。自宅や周囲で蜂の巣を見つけた場合は、無理に触らず専門業者に相談することをおすすめします。蜂は刺激を受けると攻撃的になるため、素人判断での駆除は非常に危険です。
今回の経験が同様の状況に直面した方々の参考になれば幸いです。安全で快適な暮らしを守るため、今後も丁寧な作業を心がけていきたいと思います。蜂の巣は発見したら早めに対処し、被害を防ぐことが何より重要です。皆さまもどうか十分にご注意ください。