伊佐市大口の蜂の巣駆除事例

鹿児島県伊佐市大口にお住まいのお客様から、犬小屋の屋根に蜂の巣があるとのご連絡をいただきました。お客様がその巣を初めて発見されたのは約一週間前で、暑さが厳しく、雨が降ったり止んだりする不安定な天候の夕方遅くの時間帯でした。巣に気づかれた際には、クロスズメバチが活発に飛び回っており、危険を感じてすぐに駆除を依頼されました。

私が現場に到着したのは連絡を受けてから約30分後で、単独での作業となりました。現場に着くと、犬小屋の屋根の隙間に直径約10センチのクロスズメバチの巣が確認できました。クロスズメバチは日本全国に分布するスズメバチの一種で、体長は約2.5～3センチ、黒と黄色の縞模様が特徴です。攻撃性が強く、刺されると激しい痛みを伴うため、駆除には細心の注意が必要です。

今回の巣は比較的小規模でしたが、犬小屋の屋根という人やペットが近づきやすい場所にあったため、迅速かつ安全な対応が求められました。作業では防護服を着用し、専用の防護ネットや煙幕を使って蜂の動きを抑えながら進めました。クロスズメバチは夕方や夜間に活動が鈍る傾向があるため、作業開始のタイミングも慎重に選びました。

駆除作業は約2時間かかりました。巣の除去に加え、再発防止のため周囲の清掃と巣のあった場所の点検も行いました。作業中は蜂の攻撃を受けることなく、安全に完了できたのは、事前の準備と経験に基づく慎重な対応の成果だと感じています。費用は25,000円で、お客様には作業内容と費用の詳細を丁寧に説明しました。

作業中、お客様は40代の未婚男性で、熱心に作業の様子をご覧になっていました。作業終了後には笑顔で感謝の言葉をいただき、「迅速かつ丁寧な対応で安心できた」とのお言葉を頂戴し、私自身も大変励みになりました。

クロスズメバチは日本の自然環境において重要な役割を果たしていますが、人の生活圏に巣を作ると危険が伴います。特に今回のように犬小屋の屋根など生活空間に近い場所では、早期発見と迅速な対応が不可欠です。クロスズメバチの巣は春から夏にかけて徐々に大きくなり、秋には活動が最も活発になるため、早めの駆除が安全確保につながります。

今回の事例を通じて、地域の皆様に蜂の巣の早期発見の重要性と専門的な駆除の必要性を改めてお伝えできれば幸いです。今後も安全第一を心がけ、迅速かつ丁寧な駆除サービスの提供に努めてまいります。お客様の安心と安全を守るため、技術の向上とサービス品質の改善に引き続き取り組んでまいります。お困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。