上田市野倉の蜂の巣駆除事例

先日、長野県上田市野倉にあるお宅で、我らがクロスズメバチとの一戦を繰り広げてきました。クロスズメバチはその名の通り、やや黒っぽい色をした蜂で、体長は約1.5cm程度。小柄ながらもその攻撃性はなかなかのもので、一般的にはあまり攻撃的ではないとされていますが、巣を守るためにはその限りではありません。特に巣を刺激すると、団結力を発揮して集団で攻撃してくることもあるので、油断は禁物です。

さて、今回の舞台となったのは倉庫の角。発見されたのは、2日前のこと。日が傾き始める頃、雨がぱらつく天気の悪い日でした。気温は暖かさが体に馴染む程度で、蜂たちも巣の中でゆるりと過ごしていたのでしょう。しかし、そんな彼らの安らぎの場を、我々がちょっとお邪魔しなければならない事態となったのです。

お客様は60代以上の女性で、既婚の二世帯住居にお住まいの方でした。発見した巣は、ソフトボールくらいの大きさで、直径約12cm程度。これがまた、彼女にとっては小さな脅威だったようです。巣の存在に気づいてからは、家族みんなで恐る恐る倉庫付近を通る日々。これでは生活にも支障をきたします。勇気を振り絞って、我々の駆除サービスにご連絡いただいたわけです。

そして、我々作業員2名は、3時間少しで現場に到着。お客様にとっては少々長い待ち時間だったかもしれませんが、天候の影響もあり、どうかご容赦ください。駆除作業は約30分で完了しました。クロスズメバチの巣は、慎重に取り外し、蜂たちが再び戻ってくることのないよう、しっかりと処理しました。

作業終了後、お客様からは「費用が高い」とのご指摘をいただきました。確かに、18000円という金額は決して安くはないかもしれません。しかし、蜂の駆除には特殊な装備と技術が必要で、安全を確保しつつ速やかに作業を行うためには、どうしてもそれなりのコストがかかってしまうのです。とはいえ、お客様のご意見はしっかりと受け止め、今後のサービス向上に役立てていきたいと思います。

お客様は安心した様子で、「これで安心して倉庫に行ける」とお話しされていました。やはり、住まいの安全を守ることができたというのは、我々にとっても何よりの喜びです。また同じようなことがあれば、次回もぜひお声がけください。