天理市西井戸堂町の蜂の巣駆除事例

奈良県天理市西井戸堂町での蜂駆除の様子をご紹介します。少し前のこと、蒸し暑さを感じる昼下がり、雨が断続的に降る不安定な天気の中、お客様から「電気メーターのボックス内に何かいるらしい」と連絡が入りました。現場へは約1時間弱で到着。私たち作業員3名はすぐに調査を開始しました。

狭く暗い電気メーターのボックス内に巣を作っていたのは、クロスズメバチでした。クロスズメバチはスズメバチの中でも特に攻撃的で、黒い体に黄色い模様が特徴です。巣の大きさはバレーボールほど、直径約25センチの立派なものでした。女王蜂が産卵し、働き蜂が巣の拡大や防衛を担います。通常は木の枝や軒下に巣を作ることが多いのですが、今回は珍しく電気メーターのボックスという狭い空間に巧みに適応していました。

駆除作業は予想以上に難航しました。狭い場所に加え、クロスズメバチの攻撃性が高く緊張感が増します。私たちは防護服をしっかり着用し、慎重に巣の除去に取りかかりました。作業は約1時間かかり、巣を壊さず安全に取り除くため細心の注意を払いました。蜂たちは一斉に飛び出しましたが、適切な駆除薬剤と迅速な対応で無事に制圧。お客様の安全を最優先にしつつ、確実に巣を撤去できたのはチームワークの賜物です。

今回の駆除費用は27,000円でした。狭い場所での作業や蜂の種類の特殊性を考慮すれば妥当な金額と言えます。立ち会われたお客様は20代の未婚男性で、作業中も興味深そうに見守っておられました。作業終了後は安心した表情で笑顔を見せてくださり、私たちも嬉しく感じました。

クロスズメバチは日本各地に分布し、特に夏から秋にかけて活動が活発になります。巣を見つけたら早めの対処が重要です。放置すると巣が大きくなり攻撃性も増すため、近隣住民にも危険が及ぶ恐れがあります。今回のように電気メーターのボックス内など予想外の場所に巣を作ることもあるため、日頃から周囲の点検を心がけることが大切です。

私たちは蜂の生態や行動パターンを熟知し、安全かつ迅速な駆除を心がけています。クロスズメバチは特に凶暴で、刺されると強い痛みやアレルギー反応を引き起こすこともあるため、専門家による対応が不可欠です。今回の事例を通じて、蜂の怖さと適切な対処の重要性を改めて実感しました。

最後に、この度お力になれたことを心から嬉しく思います。お客様の安全と安心を守るため、これからも日々努力してまいります。もしまた蜂の巣を発見された際は、どうぞお気軽にご相談ください。私たちが迅速かつ丁寧に対応いたします。今回の駆除事例が皆様の参考になれば幸いです。