キボシアシナガバチ
キボシアシナガバチの巣駆除
煙突周辺
13,000円
大阪府大阪市美章園にお住まいのお客様から、煙突周辺で蜂の巣を発見したとのご連絡をいただきました。発見は夕方前で、湿度の高い暑さの中、青空が広がる時間帯でした。お客様が初めて巣を見つけたのは約一週間前で、巣は煙突の周囲にあり、注意深く見なければ見逃すほど小さなものでした。
ご連絡を受けてから約25分後に現場に到着し、作業員2名で対応しました。現場で確認した蜂は「キボシアシナガバチ」で、体長約20ミリメートル、黄色と黒の縞模様が特徴です。特に脚の先端が黄色いことから「キボシ(黄星)」と呼ばれています。攻撃性は比較的低いものの、巣に近づくと防衛本能で刺すことがあるため、慎重な対応が必要です。
発見された巣の大きさは中指ほどで、まだ成長途中でしたが、煙突周辺という作業環境は非常に厳しく、細心の注意が求められました。煙突の構造上、狭く足場も悪いため、安全を最優先に作業を進めました。駆除には1時間半以上かかり、巣の除去と周囲の蜂の駆除を丁寧に行いました。
駆除費用は13,000円で、作業前に詳細な説明を行い、お客様の了承を得てから作業を開始しました。作業終了後、お客様は安心された様子で穏やかにうなずかれました。煙突周辺に蜂の巣があると、煙突の使用に支障が出るだけでなく、蜂の攻撃による危険も伴います。早期発見と迅速な対応が非常に重要であることを改めて実感しました。
キボシアシナガバチは春から秋にかけて活動が活発になるため、特にこの時期は巣の発見と駆除に注意が必要です。彼らは木の枝や建物の軒下、今回のように煙突周辺などに巣を作ることが多く、巣は細長い円錐形で、外側は薄い紙のような質感を持っています。巣の中には幼虫が育ち、女王蜂が産卵を続けることで巣は徐々に大きくなります。巣が大きくなると蜂の数も増え、刺されるリスクが高まるため、早めの駆除が推奨されます。
今回の駆除では、蜂の生態や巣の構造を踏まえ、安全かつ確実に巣を取り除くことに注力しました。煙突周辺という特殊な環境での作業は通常より難易度が高く、慎重な判断と技術が求められました。作業員は防護服を着用し、蜂の動きを観察しながら巣の除去と周囲の蜂の駆除を段階的に行いました。安全対策を徹底し、周囲への影響を最小限に抑えることも心がけました。
お客様からは「迅速かつ丁寧な対応に感謝している」とのお言葉をいただき、私どもも大変励みになりました。蜂の駆除には専門知識と経験が不可欠で、自己判断での対応は危険を伴います。蜂の巣を発見した際は、早めに専門業者にご相談いただくことを強くお勧めします。
最後に、今回の駆除事例を通じて蜂の生態や駆除の重要性について改めてご理解いただければ幸いです。今後も安全で快適な生活環境を守るため、迅速かつ確実な駆除作業を心がけてまいります。至らぬ点がございましたら、ご意見をお寄せください。お客様の声を真摯に受け止め、サービス向上に努めてまいります。