フタモンアシナガバチ
フタモンアシナガバチの巣駆除
煙突周辺
19,000円
僕は埼玉県加須市諏訪にて、蜂の巣駆除に駆けつけました。依頼を受けたのは、60代以上の男性のお客様で、一人暮らしをされている方です。彼の家の煙突周辺に、フタモンアシナガバチの巣が作られているとのことでした。午後の強い暑さが残る夕方遅めの時間、雲一つない青空のもと駆けつけると、大きなバスケットボールのような巣がそこにありました。
フタモンアシナガバチは、その名の通り二つの特徴的な斑紋を持つアシナガバチで、日本では比較的一般的に見られる種類です。この蜂は比較的おとなしい性格であり、人間を攻撃することは少ないのですが、やはり巣に近づくと攻撃的になることがあります。そのため、住宅の近くに巣を作られると、住民にとっては大きな不安の種となります。特に今回のように煙突付近に巣を作られると、日常生活にも大きな影響を及ぼす可能性があります。
今回の依頼では、巣が煙突周辺にあるため、慎重に作業を進める必要がありました。到着後、まずはお客様に駆除の流れを説明し、安全を確保するために家の中に待機していただきました。そして、僕は一人で駆除作業を開始しました。防護服をしっかりと着込み、脚立を使って煙突周辺に近づきます。アシナガバチは夕方から夜にかけて活動が少なくなるため、この時間帯に作業を行うことにしました。
駆除には約25分を要しました。まずは巣の周りに殺虫剤を散布し、蜂の活動を鎮静化させます。その後、慎重に巣を取り外し、安全に処理しました。バスケットボールほどの大きさの巣は、見た目よりも軽く、しかしその中には多数の蜂がひしめいていました。駆除が終わり、周辺をしっかりと確認した後、お客様に作業完了を報告しました。
お客様は「サービスの質が素晴らしい」と大変満足しておられ、蜂の駆除費用として19000円をお支払いいただきました。彼の安心した表情を見て、僕の心は達成感で満たされました。フタモンアシナガバチは自然界において重要な役割を果たしていますが、やはり人間と共存するためには、その安全性を確保することが大切です。
この度の作業において、至らない点がございましたら、ぜひご意見をお寄せください。お客様の安心と安全を第一に考え、今後とも精進して参ります。