蕨市南町の蜂の巣駆除事例

埼玉県蕨市南町にお住まいの30代女性から、ガスメーター付近に蜂の巣ができているとのご連絡をいただきました。お客様は未婚で二世帯住宅に暮らしており、蒸し暑く風の強い黄昏時に初めて蜂の巣を発見されたとのことです。現場到着までに約25分かかり、私を含む作業員2名で対応しました。

現場で確認した蜂はチャイロスズメバチで、巣の大きさは直径約12センチメートル、ソフトボールほどの大きさでした。チャイロスズメバチは日本に生息するスズメバチの一種で、体長は約20～25ミリメートル、茶褐色の体色が特徴です。攻撃性が比較的高く、巣に近づくと防衛本能から刺される危険があるため、駆除作業は慎重に進める必要があります。

今回の作業場所はガスメーター周辺の限られたスペースで、強風が吹き抜ける環境だったため作業は難航しました。安全確保のため防護服を着用し、風の影響を考慮しながら慎重に巣を除去。駆除には約1時間強かかり、費用は24,000円でした。

チャイロスズメバチの巣は通常、木の枝や建物の軒下に作られますが、今回は予想外のガスメーター周辺に形成されていました。これは巣作りに適した、安全で人目につきにくい場所を選ぶ習性によるものと考えられます。巣の内部は六角形の巣房が規則正しく並び、幼虫や女王蜂が育てられている様子が確認できました。

お客様は作業中も立ち会い、駆除後には丁寧に感謝の言葉をいただきました。蜂の巣が近隣にあることで不安を感じておられたため、無事に駆除が完了し安心されたご様子でした。今後も同様の問題があれば、ぜひご相談いただければと思います。

チャイロスズメバチは春から夏にかけて女王蜂が新たな巣を作り始め、秋にかけて巣が大きく成長します。今回のように巣の大きさがソフトボール程度であれば、早期発見・早期駆除が可能で被害を最小限に抑えられます。蜂の巣を見つけた場合は、無理に自分で駆除せず専門業者に相談することを強くお勧めします。

また、チャイロスズメバチは攻撃的な性質があるため、巣の近くで不用意に行動すると刺されるリスクが高まります。特に小さなお子様やペットがいる家庭では早めの対応が重要です。私たちは安全第一で作業を進め、お客様の安心を最優先に考えています。

今回の駆除事例を通じて、蜂の巣が身近な場所にできる危険性と早期対応の重要性を改めて実感しました。今後も地域の皆様が安心して暮らせる環境づくりに努めてまいります。お困りの際は遠慮なくご相談ください。迅速かつ丁寧な対応を心がけております。

以上が今回のチャイロスズメバチ駆除事例の報告です。お客様の安全と安心を守るため、今後も高い技術と細心の注意をもって作業にあたってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。