ムモンホソアシナガバチ
ムモンホソアシナガバチの巣駆除
バルコニーの手すり付近
15,000円
数日前のこと、東京都昭島市築地町にて、わたくしはとある依頼を受けました。お客様は20代の男性で、二世帯住居にお住まいです。昼下がりのことでしたが、気温はぬるいような暑さで、頭上には厚い雲が広がっており、何とも言えない空模様の中での出来事でした。
お客様はバルコニーの手すり付近に、ムモンホソアシナガバチの巣を発見されたそうです。このハチは、日本各地で見られるホソアシナガバチの一種で、特に6月から9月にかけて活発に活動します。特徴としては、他のアシナガバチに比べて細長い体を持ち、攻撃性は比較的低いものの、巣に近づいた者には容赦なく防御行動をとることがあります。
発見された巣は直径約25cm、バレーボールほどの大きさで、既にかなりの規模に成長していました。巣の存在に気づいたお客様は、すぐにわたくしたち業者に連絡を取られ、駆除の依頼をいただきました。わたくしたちは迅速に対応し、約1時間後には現地に駆けつけ、3名の作業員で駆除作業に取り掛かりました。
作業は約40分かかりましたが、手際よく進めることができました。まずは防護服を着用し、慎重に巣に近づきました。ムモンホソアシナガバチの巣は、紙のような素材でできており、彼らが植物の繊維を噛み砕いて唾液と混ぜ合わせて作り上げたものです。この巣を破壊するには、特殊な殺虫剤を使用します。巣の入口に向けて薬剤を散布し、内部のハチを駆除した後、巣を取り除きました。
作業中は、ハチの攻撃を避けるために、無駄な動きをせず冷静に対処することが求められます。ムモンホソアシナガバチは、通常は人間を襲うことは少ないですが、巣に対する防御本能から、予想以上に激しく抵抗することがあります。今回は幸いにも大きなトラブルはなく、無事に作業を完了することができました。
作業後、お客様に状況を説明し、駆除した巣の残骸をお見せしました。お客様は手際の良さに安心されたようで、満足の声をいただきました。15000円の駆除費用は、安心を買うための適正な価格とご納得いただけたようです。
このように、ハチの巣駆除は迅速かつ安全に行うことが何よりも大切です。特に夏場はハチの活動が活発になるため、早めの対処が求められます。今回の経験が皆さまの記憶に残れば幸いです。