稲城市東長沼の蜂の巣駆除事例

先日、東京都稲城市東長沼でヒメホソアシナガバチの巣を駆除するために出動しました。駆除依頼を受けたのは、夕暮れ時に20代の女性のお客様からでした。お客様は未婚で二世帯住居にお住まいで、家の物置の中に蜂の巣を発見されたとのことでした。発見された日はカラッとした暑さで、風もほとんど吹かない静かな日だったそうです。

現場に到着するまでに2時間強かかりましたが、すぐに状況を確認しました。物置の中に入ると、中型のスーツケースくらいの大きさの巣がありました。幅約60cm程度で、ヒメホソアシナガバチの巣としてはかなり大きめです。ヒメホソアシナガバチは、その名の通り細長い体を持ち、黄色と黒のストライプ模様が特徴です。彼らは比較的おとなしい性格で、攻撃性はそれほど高くありません。ただし、巣が危険にさらされると防衛本能が働き、集団で襲ってくることもあるため、注意が必要です。

準備を整え、数名の作業員で駆除を開始しました。まずは安全のために、専用の防護服を着用し、巣に近づきます。駆除作業は慎重に行う必要があります。特にヒメホソアシナガバチは、巣を守るために団結力が強いので、巣の中にいる蜂を刺激しないように心掛けました。駆除には通常、専用のスプレーを使用しますが、今回は巣の大きさを考慮して、より強力な薬剤を使用しました。

作業開始から約40分で、無事に駆除を完了しました。巣の撤去と周辺の清掃も行い、現場をきれいにしました。駆除が完了した後、お客様に結果を報告し、作業内容についてご説明しました。お客様は「サービスの質が素晴らしい」と大変満足していただけました。費用は16000円で、事前にお伝えしていた通りの金額でしたので、お客様も安心されたご様子でした。

ヒメホソアシナガバチについて少し補足しますと、この蜂は一般的には春から秋にかけて活動し、特に6月から9月にかけて巣作りが活発化します。そのため、今回のような時期には特に注意が必要です。また、ヒメホソアシナガバチは他の害虫を捕食するため、自然界では重要な役割を担っています。しかし、人間の生活圏に巣を作ると、刺される危険があるため、速やかに対処することが重要です。

今回の駆除作業を通じて、安全かつ迅速に対応できたことを嬉しく思います。お客様の安心した表情を見ることができたのが、何よりのやりがいです。今後も引き続き、地域の皆様の安全を守るために尽力してまいりますので、何か改善点があれば、率直に教えていただけると幸いです。