フタモンアシナガバチ
フタモンアシナガバチの巣駆除
軒先の照明器具周辺
22,000円
私が蜂の巣駆除に向かったのは、福岡県福岡市吉塚にお住まいの40代の男性のお宅でした。お客様は既婚でお子様はいらっしゃらない方です。蜂の巣が見つかったのは、軒先の照明器具の周辺で、発見されたのは2日前のこと。ちょうどその日は、朝早くから雨雲が垂れ込める重たい空で、気温もかなり高くて蒸し暑い日でした。そんな中、私たちは駆除に向かうことになりました。
蜂の種類はフタモンアシナガバチで、私たちが到着するまでに2時間弱を要しました。この蜂は、日本でよく見られるアシナガバチの一種で、体長は15mmほどから20mmといったところです。名前の通り、体に二つの紋(模様)があるのが特徴ですが、見た目は似たようなアシナガバチも多いので、見分けるのは慣れが必要です。この蜂は、比較的おとなしい性格ではありますが、巣を刺激すると攻撃的になることがあります。そのため、駆除の際には慎重に作業を進める必要があります。
現場に着くと、巣はゴルフボールほどの大きさ(直径約5cm程度)でした。フタモンアシナガバチの巣としてはそれほど大きくはありませんが、放置しておくとどんどん大きくなり、蜂の数も増えてしまうため、早めの対処が肝心です。お客様も、早めに気づいて依頼してくださったことが幸いでした。
作業は2人で行い、駆除にかかった時間は約1時間でした。まずは、蜂が活動している時間帯を避けるため、まだ涼しい朝のうちに作業を開始。巣の位置を確認し、慎重に近づいて巣を取り除きました。フタモンアシナガバチは、他のアシナガバチよりも高い場所に巣を作る傾向があるため、脚立を使っての作業でしたが、問題なく除去することができました。
駆除が完了すると、お客様は「値段相応に満足」とおっしゃってくださりました。費用は22000円と、決して安くはないかもしれませんが、安全に確実に駆除を行うためには必要な料金です。蜂の巣があると、家の周りでの生活も不安になってしまいますから、これで安心して過ごしていただけると思います。
蜂の駆除は、ただ巣を取り除くだけでなく、蜂の習性を理解し、適切な時期と方法で行うことが重要です。フタモンアシナガバチも、自然界では重要な役割を果たしていますが、人の生活圏ではその存在が危険を伴うため、こうした駆除が必要になることもあります。
喜んでいただけたなら何よりです。