オオスズメバチ
オオスズメバチの巣駆除
煙突周辺
23,000円
神奈川県相模原市南橋本にお住まいの20代の男性のお客様から、煙突周辺に蜂の巣らしきものを発見したとのご連絡をいただきました。発見されたのは2日前の昼下がりで、その日は過ごしやすい気温ながらも、強い風が吹き抜ける天気でした。お客様が煙突の点検をしていた際、ソフトボールほどの大きさの巣を見つけられました。巣の直径は約12センチメートルで、そこにオオスズメバチが出入りしているのを確認されたとのことです。
オオスズメバチは日本に生息するスズメバチの中で最も大きく、攻撃性も高いことで知られています。体長は3センチメートルを超えることもあり、その強力な毒針で刺された場合、アナフィラキシーショックを引き起こす危険性があります。特に9月から10月にかけては、巣の中の女王蜂と働き蜂が次世代へ向けて活動を活発化させるため、非常に攻撃的になる時期です。また、巣を守るために集団で攻撃してくることもあり、駆除には細心の注意が必要です。
連絡を受けてから約2時間弱で、私たち2名の専門作業員が現場に到着いたしました。事前にお客様に状況を伺い、駆除の手順や所要時間、費用についてもご説明しました。お客様は既婚でお子様はいらっしゃらないとのことでしたが、家族の安全のためにも迅速な対応を希望されていました。作業開始前に、安全のためお客様には室内にご移動いただき、しっかりと窓やドアを閉めていただくようお願いしました。
作業は慎重に進められました。まず、作業用の防護服を着用し、安全確認を徹底しました。煙突周辺の構造を確認し、蜂の動きを観察した後、専用の駆除スプレーを用いて作業を開始しました。オオスズメバチの巣は通常、木の枝や建物の突起部分に作られますが、今回は煙突というやや特殊な場所であったため、煙突の中に煙が入らないように注意を払いながらの作業となりました。
駆除は約1時間で完了しました。巣を取り除いた後は、再発防止のために煙突周辺を洗浄し、蜂が再び巣を作るのを防ぐための薬剤を散布しました。お客様に作業の完了を報告し、巣のあった箇所を確認していただきました。お客様からは「想像以上に良かった」とのご感想をいただき、費用にもご納得いただけたようで、安堵いたしました。
今回の駆除作業を通じて、改めてオオスズメバチの危険性と、駆除作業の重要性を感じました。特に、住宅地での発見は住民の安全に直結する問題ですので、迅速かつ安全な対応が求められます。私たちも日々の作業の中で、技術の向上と安全対策の強化に努めて参ります。お客様にとって安心で快適な生活が送れるよう、今後も誠心誠意取り組んで参りますので、改善点があれば、率直に教えていただけると幸いです。