飯能市山手町の蜂の巣駆除事例

埼玉県飯能市山手町の倉庫の角で、少し変わった蜂の巣が見つかったとの連絡を受け、私たちは駆除に向かいました。発見されたのは3日前の夕暮れ時で、日の入り直後、雲一つない澄んだ空の下、湿気を帯びた暑さがじわりと感じられる時間帯でした。倉庫の角に直径約12センチの巣がありました。

現場までは約35分かかり、私ともう一人の作業員の二人で向かいました。巣を詳しく観察すると、チャイロスズメバチが住み着いていました。チャイロスズメバチは日本のスズメバチの中でも比較的よく見られ、茶色がかった体色が特徴です。攻撃的な性格で、巣に近づくと警戒心が強まるため、駆除作業は慎重に行う必要があります。

今回の巣は倉庫の角という場所柄、周囲の環境に十分配慮しながらの作業となりました。倉庫内には人の出入りもあり、また二世帯住宅に住む40代の女性のお客様が立ち会ってくださっていたため、安全面には特に注意を払いました。作業は予想以上に時間がかかり、2～3時間かけて丁寧に駆除を進めました。巣の大きさはそれほど大きくありませんでしたが、スズメバチの数は少なくなく、慎重な対応が求められました。

駆除にかかった費用は28,000円で、お客様にもご納得いただけました。作業中には何度もお礼の言葉をいただき、私たちも嬉しく感じました。蜂の巣があると不安や恐怖を感じるのは当然で、特にスズメバチは刺されると危険なことがあるため、早めの対応が望まれます。

チャイロスズメバチについて補足すると、この蜂は日本の在来種で、春から秋にかけて活動が活発になります。巣は木の枝や軒下、今回のように建物の角などに作られることが多く、丸みを帯びた形状で表面はざらざらとした質感が特徴です。肉食性で昆虫を捕まえて幼虫の餌とし、人間にとっては脅威ですが、生態系の中では重要な役割を担っています。

蜂の巣が身近な場所で見つかることは珍しくなく、特に夏から秋にかけては活動が活発になるため注意が必要です。もし蜂の巣を見つけた場合は、無理に自分で駆除せず、専門の作業員に相談することをおすすめします。安全かつ確実な対応が何より大切です。

今回の駆除を通じて、蜂の生態や駆除の難しさを改めて実感しました。周囲の環境や人の安全を考慮しながら作業を進めるのは簡単ではありませんが、無事に巣を取り除けてほっとしています。お客様が安心して暮らせる環境を守るため、今後も丁寧な対応を心がけていきたいと思います。

何か気になることや困ったことがあれば、いつでもお気軽にご連絡ください。私たちは皆様の安全と安心をサポートするため、常に準備を整えています。蜂の巣に関して不安や悩みがあれば、遠慮なくご相談ください。これからも地域の皆様の暮らしを守るため、誠心誠意取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。