ヒメスズメバチ
ヒメスズメバチの巣駆除
電気メーターのボックス内部
10,000円
東京都文京区春日の住宅街にお住まいの20代男性のお客様から、電気メーターのボックス内部に蜂の巣があるとのご依頼を受けました。お客様は未婚で、一人暮らしをされており、巣を発見されたのは一週間ほど前とのことでした。発見時は晴れており、空が明るく感じられる午後早めの時間帯で、ぬるいような暑さを感じる日だったそうです。
現場に到着したのは、お客様からご連絡をいただいてから約1時間弱後でした。駆除のために2名の作業員が駆けつけました。電気メーターのボックス内部を確認すると、ヒメスズメバチがソフトボールほどの大きさ(直径約12cm)の巣を作っていました。ヒメスズメバチは、スズメバチ科に属し、その名の通りスズメバチよりも小柄ですが、攻撃性があり、特に防衛本能が強く、巣に近づくと刺される危険性が高い蜂です。
ヒメスズメバチは通常、木の洞や地中、建物の隙間などに巣を作ることが多いですが、今回のように電気メーターボックスのような人工物にも巣を作ることがあります。この蜂は、通常4月から5月にかけて女王蜂が巣作りを始め、夏には働き蜂の数が増え、巣が活発化します。特に秋には餌不足から攻撃性がさらに増すため、駆除の依頼が増える時期でもあります。
作業は慎重に進められました。まずは防護服を着用し、蜂の動きを抑えるために専用のスプレーを使用しました。ヒメスズメバチは、小柄ながらも防衛本能が強いため、素早い動きで集団で攻撃してくることがあります。このため、作業員は気を引き締めて対応しました。駆除にかかった時間は約40分で、巣を取り除き、残った蜂が戻ってこないように再度スプレーを施しました。
作業終了後、お客様に駆除の状況と今後の注意点について説明を行いました。お客様は細部まで行き届いた対応に非常に満足されており、今後また同様の事態が発生した場合には、ぜひ再度依頼したいとおっしゃっていただけました。
今回の駆除作業は無事に完了し、お客様に安心して生活していただける環境を取り戻すことができました。蜂の巣は非常に危険な存在ですが、早めの対応で被害を未然に防ぐことが可能です。また同じようなことがあれば、次回もぜひお声がけください。