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蜂の巣駆除コラム

ムモンホソアシナガバチとは?特徴・巣・危険性を解説

ムモンホソアシナガバチ

ムモンホソアシナガバチとは、細長い体と淡い黄色・薄茶色の色合いが特徴のアシナガバチの仲間です。山林や樹木の多い場所で見られやすいハチですが、庭木や草むら、植え込みの近くで見つかることもあります。

むやみに人を襲うハチではありませんが、巣に近づいたり、枝を揺らしたりすると刺される危険があります。草刈りや剪定の最中に、葉の裏や低い枝にある巣を刺激してしまうケースにも注意が必要です。

この記事では、ムモンホソアシナガバチの特徴、生態、巣の見分け方、危険性、巣を見つけたときの対応を解説します。

この記事でわかること

  • ムモンホソアシナガバチの特徴
  • ムモンホソアシナガバチの生態
  • ムモンホソアシナガバチの巣の特徴
  • ムモンホソアシナガバチに刺される危険性と巣を見つけたときの対応

ムモンホソアシナガバチとは?

ムモンホソアシナガバチの画像

ムモンホソアシナガバチは、スズメバチ科に分類されるアシナガバチの一種です。体全体がほっそりしており、淡い黄色や薄茶色に見える体色をしています。

ただし、ハチの種類は体色や大きさだけで正確に見分けられるとは限りません。似た種類もいるため、写真を撮るために近づいたり、顔の模様を確認しようとしたりする行動は避けてください。種類を見極めることよりも、刺されない距離を保つことを優先しましょう。

ムモンホソアシナガバチの基本情報

ムモンホソアシナガバチってどんなハチ?

ムモンホソアシナガバチは、体長14〜20mm前後の細長いハチです。本州、四国、九州などに分布し、山林や林縁、樹木の多い場所で見られます。住宅街で頻繁に見かける種類ではありませんが、庭木や植え込み、草むらの近くに現れることもあります。

項目内容
分類スズメバチ科のアシナガバチの仲間
体長14〜20mm前後
体の特徴細長い体、淡い黄色や薄茶色に見える体色
分布本州、四国、九州など
見られやすい場所山林、林縁、樹木の多い場所、庭木や植え込み周辺
成虫の食べ物花の蜜、樹液、幼虫からの栄養液など
幼虫の食べ物成虫が捕まえた昆虫など

成虫は花の蜜や樹液などを利用し、幼虫には成虫が捕まえた昆虫などを与えます。害虫を捕食する一面もありますが、人の生活動線に巣がある場合は、刺されるリスクを優先して考える必要があります。

名前の由来は「無紋」と細い脚

ムモンホソの理由って何?

ムモンホソアシナガバチの「ムモン」は「無紋」を意味します。近い仲間と比べたとき、顔の一部に黒い模様が入らないことが名前の由来です。

また、「ホソアシナガバチ」という名前の通り、細い脚や細長い体つきも特徴に挙げられます。腹部がくびれて見え、全体的にすらっとした印象を受けるハチです。

ただし、顔の模様は近距離でなければ確認しにくい部分です。見分けるために顔をのぞき込むと、巣や個体を刺激するおそれがあります。

ヒメホソアシナガバチと似ているため見間違いに注意

ヒメホソアシナガバチとの違い

ムモンホソアシナガバチに似たハチに、ヒメホソアシナガバチがいます。見分けるポイントとして、顔に黒い縦帯のような模様があるかどうかが挙げられます。

とはいえ、飛んでいるハチや巣の近くにいる個体を見て、一般の人が種類を正確に判断するのは簡単ではありません。見た目だけで断定せず、似たハチがいることを前提に距離を取って行動するのが安全です。

ムモンホソアシナガバチの生態

ムモンホソアシナガバチの画像

ムモンホソアシナガバチは、山林や樹木の多い場所で見られやすく、春から秋にかけて活動します。草木の多い場所では、気づかないうちに巣へ近づいてしまうことがあるため、活動時期と見られやすい場所を知っておくと危険を避けやすくなります。

山林や樹木の多い場所で見られやすい

ムモンホソアシナガバチは、山林、林道、雑木林、樹木の多い場所で見られやすいハチです。住宅街に多い種類ではないものの、庭木や植え込み、草むらに入り込むこともあります。

とくに注意したいのは、草木が茂っていて巣が見えにくい場所です。葉の裏や低い枝に巣があると、通りかかっただけでは気づけないことがあります。草刈り、剪定、農作業、ハイキングの際は、ハチが同じ場所へ出入りしていないかを離れた位置から確認してください。

幼虫には昆虫を与え、成虫は蜜や樹液を利用する

ムモンホソアシナガバチの食糧

ムモンホソアシナガバチの成虫は、花の蜜や樹液などを利用します。幼虫には、成虫が捕まえた昆虫などを与えます。

自然界では昆虫を捕食する役割もありますが、玄関や庭、通路、駐車場など人が通る場所に巣がある場合は別です。人が近づく機会が多いほど、巣を刺激して刺される危険が高まります。益虫としての側面だけで放置を決めず、巣の場所や周囲の環境を見て判断してください。

春から秋にかけて活動し、夏は巣への接近に注意

ムモンホソアシナガバチは、春から秋にかけて見られます。春に女王バチが巣作りを始め、働きバチが増えるにつれて巣も大きくなっていきます。

夏はハチの数が増えやすく、巣を守る行動も起こりやすい時期です。庭木の手入れや草刈りをする前には、周囲を飛ぶハチの動きを確認してください。同じ場所を何度も出入りしている場合、その近くに巣があるかもしれません。

集団で越冬することがある

ムモンホソアシナガバチの集団越冬

ムモンホソアシナガバチには、集団で越冬する習性があります。枯れ木や木のうろなどに集まり、冬を越す姿が観察されることがあります。

冬にハチの集団を見つけても、むやみに触らないでください。枯れ木を動かす、木のうろをのぞき込む、棒で触るといった行動は刺激になります。寒い時期であっても、ハチを見つけた場所からは静かに離れるのが安全です。

ムモンホソアシナガバチの巣の特徴

ムモンホソアシナガバチの巣

ムモンホソアシナガバチの巣で注意したいのは、葉の裏や低い枝など、見つけにくい場所に作られることがある点です。巣の形だけでなく、巣ができやすい場所と、見つけたときに避けるべき行動を知っておきましょう。

葉の裏や低い枝などに巣を作ることがある

ムモンホソアシナガバチは、葉の裏、低い枝、枯れ木、草木の中などに巣を作ることがあります。高い軒下に大きく目立つ巣を作るケースとは異なり、視線の届きにくい場所では発見が遅れやすくなります。

低い位置に巣があると、庭木の剪定中に枝を揺らしたり、草刈り中に周囲の草木を動かしたりして、巣を刺激するおそれがあります。作業前には、ハチが一定の場所へ出入りしていないか確認してください。

巣は巣房が見える形をしている

アシナガバチの巣は、六角形の巣房が外から見える形をしていることが多いです。スズメバチの巣に多い、丸い外皮で全体が覆われた形とは見た目が異なります。

ムモンホソアシナガバチの巣も、葉の裏などに細長く作られ、下から見ると巣房が見えることがあります。ただし、似た形の巣を作るアシナガバチはほかにもいるため、巣の形だけで種類を決めつけないでください。

巣を見つけても棒でつついたり揺らしたりしない

巣を見つけたときに避けたいのは、棒でつつく、枝を揺らす、近距離で写真を撮るといった行動です。巣を刺激すると、ハチが外敵と判断して防衛行動をとることがあります。

子どもやペットがいる場合は、巣の近くへ行かせないようにしましょう。玄関、庭、通路、駐車場など生活動線に近い場所に巣があると、偶然近づく機会が増えます。安全に様子を見られない場所なら、無理に確認せず蜂駆除を行っている業者など、専門家に相談するようにしましょう。

ムモンホソアシナガバチの危険性

ムモンホソアシナガバチ

ムモンホソアシナガバチは、普段から人を追いかけて攻撃するハチではありません。一方で、巣や個体を刺激した場合は刺される危険があります。安全を確保するには、ハチを追い払うよりも、静かに距離を取ることが基本です。

巣に近づくと刺されることがある

ムモンホソアシナガバチは、巣を守るために攻撃することがあります。巣に近づく、枝を揺らす、草刈り機の振動を与える、手で払うといった行動は刺激になります。

とくに夏は働きバチの数が増えやすく、巣の周辺での行動に注意が必要です。巣の場所がわからないままハチが飛んでいるときは、追い払わず、静かにその場を離れてください。

刺されると痛みや腫れが出ることがある

ムモンホソアシナガバチに刺されると、痛み、赤み、腫れ、かゆみなどが出ることがあります。症状の出方には個人差があり、体質によっては強いアレルギー反応につながるおそれもあります。

刺された場合は、まず巣やハチから離れ、患部を流水で洗ってください。強い腫れや痛みが続く場合、息苦しさ、じんましん、めまい、吐き気などの全身症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

草刈りや庭木の剪定中は特に注意

葉の裏や低い枝、草木の中に巣があると、草刈りや剪定の最中に気づかず刺激してしまうことがあります。剪定ばさみで枝を動かしたり、草刈り機の振動が伝わったりすると、隠れていたハチが出てくるかもしれません。

作業前には、ハチが同じ方向へ飛んでいないか、一定の場所に戻っていないかを観察してください。ハチの出入りが見られる場所には近づかず、作業を中止する判断も必要です。

見つけたときに避けるべき行動

ムモンホソアシナガバチや巣を見つけたときは、次の行動を避けてください。

避ける行動理由
手で払うハチを刺激し、刺されるきっかけになる
走って逃げる大きな動きが刺激になることがある
巣を棒でつつく巣への直接刺激になり、防衛行動を招く
近距離で写真を撮る知らないうちに巣へ近づきすぎる
市販スプレーを近距離から試す逃げ場がなくなり、刺される危険が高まる
子どもやペットを近づける急な動きで巣を刺激する可能性がある

安全の基本は、刺激しないこと、近づかないこと、生活動線にある巣を放置しないことです。

ムモンホソアシナガバチの巣は自分で駆除できる?

悩む男女

ムモンホソアシナガバチの巣を自分で駆除できるかどうかは、巣の場所、大きさ、ハチの数、作業する人の経験によって変わります。自力駆除を前提にせず、まずは安全に近づける状況かを確認してください。

小さな巣でも無理に近づくのは危険

巣が小さく見えても、女王バチや働きバチがいる場合があります。葉の裏や茂みの中では巣全体が見えにくく、実際の大きさやハチの数を把握できないこともあります。

また、ムモンホソアシナガバチだと思っていても、別のアシナガバチやスズメバチの巣である可能性は残ります。脚立を使う場所、高所、狭い場所、足場の悪い場所では、刺傷だけでなく転倒にも注意が必要です。

自力対応を避けたほうがよいケース

次のようなケースでは、自分で対応せず、専門業者への相談を検討してください。

状況注意点
玄関・庭・通路・駐車場に近い人が近づく機会が多く、刺傷リスクが上がる
巣が大きい、ハチの出入りが多い複数のハチに刺される危険がある
高所や茂みの中にある足場が悪く、巣の状態も確認しにくい
ハチの種類がわからない危険性を判断しにくい
子どもやペットがいる予期せず巣へ近づくおそれがある
過去にハチに刺されたことがあるアレルギー反応への注意が必要
駆除作業に不安がある途中で慌てると事故につながりやすい

判断に迷う状況では、巣に近づいて確かめるのではなく、安全な距離を保ったまま相談するほうが安心です。

業者に相談して判断するのがおすすめ

ハチの巣は、種類や場所によって対応方法が変わります。業者に相談すれば、ハチの種類、巣の大きさ、巣の場所、周囲の生活環境を確認したうえで、駆除が必要かどうかを判断できます。

防護服や専用道具を使えるため、高所や茂みの中でも対応しやすい点があります。危険な場所に巣がある場合や、種類がわからない場合は、無理に自分で判断しないほうが安全です。

ムモンホソアシナガバチの駆除は「蜂の巣駆除PRO」へご相談を

ムモンホソアシナガバチは、細長い体と淡い黄色・薄茶色の色合いが特徴のアシナガバチの仲間です。山林や樹木の多い場所で見られやすく、葉の裏や低い枝、草木の中など、見つけにくい場所に巣を作ることがあります。

むやみに人を襲うハチではありませんが、巣に近づいたり、枝を揺らしたり、草刈りや剪定で刺激したりすると刺される危険があります。巣を見つけたときは、棒でつつく、近距離で写真を撮る、市販スプレーを試すといった行動は避けてください。

生活動線に近い場所に巣がある場合や、ハチの種類・巣の状態がわからない場合は、無理に近づかず専門業者へ相談するのが安全です。蜂の巣駆除PROでは、ハチの種類や巣の状況を確認したうえで駆除に対応しています。家の周りでムモンホソアシナガバチらしきハチや巣を見つけた場合は、危険が大きくなる前に相談をご検討ください。

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